ミネラルウォーターのOEM・受託製造メーカーについて

水のOEM

ミネラルウォーターのOEMってどういうもの？

ミネラルウォーターのOEMは、ノベルティやご当地グッズ等の幅広い目的で需要が高いものとなっており、ミネラルウォーターのOEMが可能な工場も国内に数多くあります。

ミネラルウォーターが一般的には有名ですが、ミネラルウォーター以外にも水には様々な種類があり、工場によって原水や製造方法が全く異なるため、慎重にOEM先を選定する必要があることが、水のOEMの特徴です。

今回はミネラルウォーターのOEMを行うにあたり重要な、水の種類や工場選びのポイントを解説するとともに、ミネラルウォーターのOEM工場を紹介していきます。

水にはミネラルウォーター、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4つの種類があります。

ミネラルウォーターは、ミネラルを含んだ水の総称です。

原水に指定はないため、採水した段階でミネラルを含んでいなくても、工場で後から人工的にミネラルを添加したものもミネラルウォーターと言うことができます。

ナチュラルウォーターは特定の水源から採水されており、濾過、沈殿、加熱処理以外の加工を加えていない水のことを言います。

ナチュラルミネラルウォーターは、ミネラルが溶け込んだ地下水を採水したもので、濾過、沈殿、加熱処理以外の加工を加えていない水のことを言います。

自然そのままの状態を保ったままミネラルを含んでおり、一般的に「天然水」と呼ばれる水はナチュラルミネラルウォーターのことを指します。

ボトルドウォーターは上記3つ以外の水のことを指します。

水道水や海洋深層水をボトリングした水はボトルドウォーターにあたります。

水のOEMは工場によって加熱方法、濾過方法等には、様々な手法を用いられております。

非加熱処理で除菌を行いミネラルの減少を防いでいる工場もあれば、ROフィルターを利用して水分子以外の不純物を取り除く濾過方法を採用している工場もあります。

上記の水の種類の違いを理解しておくことはもちろん、製造工程の違いにも着目するようにしましょう。

水のOEMは、工場によって採水地も様々です。

採水地によって、硬度や味わいは異なります。また、商品を販売する際も、採水地によって売り出し方も大きく変わってきますので、工場がどこの採水地から取れた水を使用しているかは要チェックです。

水のOEMは、ペットボトルにボトリングするのが一般的です。

ペットボトルのOEMでは、シュリンクフィルムを貼り付ける方法と、紙のラベルを貼り付ける方法の主に2つがあります。

シュリンクフィルムはコストが高いですがフィルムの劣化等は少なく品質が良いです。一方、紙ラベルは安価ではあるものの劣化しやすいため、コストと品質を考えてどちらにするか検討する必要があります。

工場によってはどちらかにしか対応していない等、制限がありますので、事前に確認しておきましょう。

以下のメーカーがミネラルウォーターのOEMに対応してます。

宝積飲料株式会社は広島県東広島市志和町に本社・工場を構える、飲料のOEMメーカーです。

徹底的な品質管理にこだわりを持っており、製造から梱包パッケージに至るまでに90もの厳しいチェックポイントを設けて品質レベルの高さを実現しております。

生産品目	炭酸飲料、清涼飲料水、果汁・野菜飲料、乳飲料、お茶、紅茶、ミネラルウォーター、コーヒー、栄養ドリンク等
対応容器	瓶、ペットボトル、缶等
対応ロット	27,000本~
許認可	ISO 9001、ISO 14001、FSSC 22000

ニットービバレッジ株式会社は富山県下新川郡朝日町に本社を構える、飲料のOEMメーカーです。茶系飲料のOEMを主に行なっており、「ホットパック」とよばれる充填方式により多品種小ロット生産に対応しております。

また、リサイクルボトルやバイオマスボトルを使い、環境への負担を減らす取り組みもしております。

生産品目	お茶、紅茶、果汁・野菜飲料、ミネラルウォーター、栄養ドリンク等
対応容器	ペットボトル等
対応ロット	280ml(40800本)、350ml(33600本)、500ml(24000本)
許認可	FSSC22000

サカイキャニング株式会社は和歌山県橋本市高野口町に本社を構える、飲料のOEMメーカーです。世界遺産高野山系の伏流水を原水に使用しており、新鮮な水で作った飲料を提供しております。